2007年01月29日

旧宅の思い出

兄がいた頃に暮らしていた家は、ぼろぼろになったのですが、兄が帰ってきたときの、記憶の糧にしてもらえるように、長野に残してもらっています。

兄が失踪する前に、トイレと風呂場を増築することにしました。全て業者に頼むわけではなく、父や家族が手伝って増築していたと記憶しています。
その際トイレのタンクを入れる穴を掘っていました。
好奇心旺盛な幼少のKONAは、穴にかけられたはしごを下りて遊んでいました。
まだ小さかったKONAには、結構大きな穴だったように思いました。
すると兄二人は、ふざけてはしごを穴から上げてしまいました。
急に怖くなったのと、意地悪されていると感じたKONAは大声で泣きました。
すぐに、はしごは戻され、KONAは穴の上に上がったのでしたが、近くに居た母は、二人の兄を叱ったと言います。

今考えると、なんてのどかな家族の風景だったのかと、母と二人で思い出し、笑い、せつなくなりました。

そんな記憶が戻るきっかけになるように、ぼろぼろになっても、昔の家は残しておきたのですが、早く帰ってきてもらわないと、父が元気なうちに、取り壊したい意向もわかるので、どうしたら良いか、答えは出せないままです。
posted by KONA at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 兄・高野清文

2007年01月26日

かまどばあさん

1/14の横浜の集会で、特定失踪者家族として紹介されたKOANは、いつも失踪状況や、最近活動状況について話をするのですが、神奈川では、母の体調を心配される方々に「お母様はお元気ですか?」と声をかけられる事が多いので、この日は、お正月の母の様子をお話しました。

内容は、「今年、私は結婚の予定がありますが、兄にも祝って貰いたいと言う気持ちがあり、両親に式は来年にしたい、と話した所、父に「母がいつ動けなくなってもおかしくない状況だから、なんとか今年、式を挙げて欲しい。」と言われました。このように日々、悩み・苦しみ・追い詰められ・戸惑っている家族は、私の家族だけではありません。拉致の可能性のある沢山の家族が、同じように翻弄されながら帰りを待っています。」と言う趣旨でお話しました。

母は昭和10年生まれで、10歳で終戦でした。北朝鮮から引き上げ、21歳になる年に結婚、長男・清文が誕生しました。35歳になる直前にKONAが生まれ、その五年後に兄が突然失踪しました。今年で72歳になる、亥年の年女です。

兄が失踪する前までは、殺されても死なないと豪語するぐらいの、元気な母でしたが、兄の失踪から泣き、悲しみのストレスから、自律神経失調症や、秋の花粉症その他諸々の体調不良が突然出てきてしまいました。(父も同様に身体の調子が悪くなることが増えました。)辛い中、幼いKONAを一生懸命育ててくれ、2002年、金政権による拉致を疑い、家族として、微力ながら活動をしてきました。しかし2004年に、軽症の糖尿病と、子宮がんが発見され、8月に子宮摘出をしました。

手術後は、「自分の体じゃないみたい。」と言う、波のある体調に付き合い、腰が痛いので、テーブルに肘をつきながら、「前みたいに早く編めない。」と言いつつ、それでも気が紛れるのか、ちょっとづつ編み物はしています。

最近は、食後に妙に眠くなる(眠っている)ということで、2日起き、2日眠っていた長寿のおばあちゃん、<かまと>さんをもじって、自分の事を「かまどばあさん」と呼んで笑っています。

両親も兄自身も、心身共に元気なうちに、兄に帰って来てもらいたいと思う気持ち、解かって頂けますか?

2007年01月25日

映画「めぐみ」を見たそうです。

KONAの実家から程近い、長野県東筑摩郡山形村に、アイシティー21と言う大きな商業施設があります。ここのアイシティーシネマで、1/13から、映画「めぐみ」が上映されています。(上映期間は不明です。)

http://megumi.gyao.jp/
http://www.inouedp.co.jp/i-city2/cinema/icinemasch.html

お正月に帰省した際、家族にこの情報を伝えた所、早速初日の13日に、両親と真ん中の兄で見に行った、との事でした。
両親はシルバー料金で安く見られたようで、見せてあげられて良かったと思います。
母はどこからか、長野あるいは松本地方では、映画「めぐみ」の上映は無いと聞いたようで、比較的気楽に見に行ける近くでの上映があることに驚き、ありがたく思っていました。

映画を見ている最中、母は、金正日の映像が映るたび、「バカ!!」と小声で言ってしまい、父に聞かれて、恥ずかしかったようです。
自宅で北朝鮮関連のTVを見ながらだと、普通に声を出して、「バカ!!」とか「コンニャロー」と小さなこぶしを作って言っています。悔しい気持ちは皆さんにも、ご理解いただけるでしょうか?

作品そのものの感想は、同じような心境で、横田御夫妻に気持ちが重ならない訳が無く、「メロメロになった」そうです。表に立って行動している事への敬意も述べていました。

KONAの映画「めぐみ」を見た感想等は以下の関連記事をご覧ください。

06.6/30の記事→http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/20059685.html
06.11/24の記事→http://konaboration-ssq.seesaa.net/category/329172-1.html

2007年01月24日

マッピングリスト10

23日の調査会定例会見で、新たなマッピングリストの発表がありましたので、ご紹介いたします。

マッピング・リスト10  学歴の共通する失踪(敬称略)

失踪者の学歴の一致は、15件、延べ40人に上る。特定失踪者の一割の学歴が一致するのは不自然である。失踪になんらかの人為的な働きがあったものと考えられる。
特に、およそ5年、10年の単位での失踪時期の違いが見られるのは不自然である。
もしこの一致が拉致に関係するとすれば、学校関係者の中、あるいは学校の所在する地域に工作員・協力者がいたことを示すことになる。

<ケース1>
★金田龍光    1978または1979  (失踪年月日、以下同じ)
田中実     1978
 松本義明    1979.9.20
   同じ小学校、中学校を卒業

<ケース2>
★松本京子     1977.10.21
 矢倉富康     1988.8.2
   同じ中学校を卒業

<ケース3>
 本多茂樹     1980.5.21
 A         1980.9.14
   同じ中学校を卒業

<ケース4>
 尾崎隆生    1960.11.3
 B        1978.2.2
   同じ中学校を卒業

<ケース5>
★前上昌輝    1977.9.22
 C        1996.4.5
   同じ中学校を卒業
   失踪日が、ほぼ20年の違い

<ケース6>
 D        1969.12.12
 下地才喜    1985.4.
   同じ中学校、高校を卒業
   失踪日が、ほぼ15年の違い。

<ケース7>
 鈴木賢      1972.5.28
 小野寺将人    1991.7.19
   同じ高校を卒業
   失踪日が、ほぼ20年の違い。

<ケース8>
 三上慎一郎   1983.11.20
 石坂孝     1988.11.20 
   同じ高校(三上慎一郎は現役)
   失踪日が5年違いで同じ日(11月20日)。
   石坂孝については、下記のIと同じ大学の薬学部を卒業している。(後述)

<ケース9>
 E        1986.9.14
 F        1996.8.22
   同じ高校を卒業
   失踪日が10年違いで、9月と8月に失踪。

<ケース10>
 上田英司     1969.11.4
 G         1973-1974  
 H   1997.11.28
   同じ高校を卒業。
   上田とGはほぼ5年間の違い。

<ケース11>
 新木章      1977.5.21
 田口八重子    1978.6
   同じ高校を卒業。

<ケース12>
 古川了子     1973.7.7
 遠山常子     1974.7.11
 関谷俊子     1974.7.11
   同じ高校(古川了子は全日制卒、他の2人は定時制在学中)

<ケース13>
 馬場昌一     1964.6.4
 高見到      2003.10.5
   同じ高校を卒業

<ケース14>
 I        1968.9.21
 石坂孝      1988.11.20
   同じ大学の薬学部を卒業
   失踪日が、20年の違い。

<ケース15>
※渡辺晃佐     1952
※酒井秀俊     1974.1.16
※尾方晃      1979.2.14
 広田公一     1984.7.21
 J        1984.10.24
※K        1987.2.14
 L        1992
 M         1998.11.24
同じ大学。※印は在学生、他は卒業生。ほとんどが経済学部。
酒井からJまで失踪日が、ほぼ5年間の違い。
尾方とKは同じ日付で失踪。
*他大学で失踪者の学歴が一致するケースが複数存在するが、ここでは失踪者の数が顕著な大学を掲載した。

★:1000番台リストないし政府認定者

皆さんが工作員だとしたら、このリストの中に、何を見出しますか?
posted by KONA at 17:31| Comment(1) | TrackBack(0) | マッピングリスト

2007年01月23日

しおかぜに政府支援はありません?

最近、調査会の短波放送「しおかぜ」の政府対応についてのご質問がありました。

まずはしおかぜ通信内「しおかぜだより」をご覧下さい。

http://senryaku-jouhou.jp/tayori.html

現状、「関係各位とお話をつめてる段階」のため、調査会から正式な発表(調査会ニュース・しおかぜだより等)があるまでは、詳しい内容が解からないのが正直な話です。

ただ、先日横浜の集会にて、しおかぜ担当の村尾調査会理事からお話があったので、KONAの意見も合わせて、理解の範囲で現在の様子をお知らせしたいと思います。
講演の内容については、あおいのママさんがブログに文字化して掲載してくださっていますので、ご参照願います。

http://aoinomama13.seesaa.net/article/31752218.html

現在、北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の放送にかかっている費用は、1番組、月60万の放送配信費用が必要で、妨害電波によって、別電波帯に移すのも無料では済みません。今では年間おおよそ、1500万円かかっているとの事です。

昨年から報道されている短波放送「しおかぜ」への政府協力とは、調査会全体や、放送に必要な全金額へ、予算が付いた訳ではなく、短波放送「しおかぜ」費用について、その一部を政府が費用補助するというもので、「支援」とは言わないで欲しいとのことです。まだ、金額も未定です。

調査会の主な活動「独自の失踪者調査」や、これから展開予定の「バルーンプロジェクト」に対して、政府が全面費用負担をするものではありません。

KONAが、兄の再調査を、政府や警察に申し出た、2002年9月。「民間だからこそできることもありますから」と、資料送付を快く受けてくれたのは、救う会事務局長時代の荒木代表でした。
政府では、できない事をしているからこそ、政府が全面支援できないのが現状だと思います。これまでも、費用と人材の不足で、やりたい事、やらなければならない事を、できないで来た部分もあります。

これまで通り、皆さんからのカンパが、調査会、ひいては政府に認定して貰えない拉致被害者の、命綱となります。

調査会そのものの活動、や失踪者家族が動かなければならない時、今後とも皆さんの政府とは別の「支援」に頼らなければ、解決への扉をこじ開けることはできません。どうかこれまで通り、これまで以上に強力に、多角的に、地道に「調査会・しおかぜ」の応援してくださる事をお願いしたいと思います。

追伸:いつも「しおかぜ」に関心を持って心配してくださる皆さん。放送を聞き、受信情報をネット等で発信し続けている皆さん。一緒に戦ってくれてありがとうございます。感謝・・・m(_ _)m

2007年01月11日

1/14神奈川県民集会(横浜)のお知らせ

KOANの現住所である神奈川の救う会の県民集会が昨年4月から、9ヶ月ぶりに開催されます。

安部政権になったといっても、過信できない状況が続いています。

今回の集会は、「よど号グループによる拉致」に焦点を合わせると同時に、国会でも論議を呼んだ、北朝鮮へのラジオ放送について、調査会短波放送「しおかぜ」の担当である村尾理事に、講演をして頂きます。

疑問・誤解をよんでいる「政府のバックアップ?」についてもお話があると思います。

もちろんKONAの母が兄を待ちながら作製している、編み物作品
http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/5028171.html
の販売もございますので、皆様ご参加をお願い申し上げます。

■県民集会のお知らせ

「北朝鮮によるすべての拉致被害者を救出するぞ!!
  北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」
〜よど号グループよ!!拉致した松木薫さん 有本恵子さん
    石岡亨さん 福留貴美子さんを返せ!!〜

日 時:平成19年1月14日 日曜日 
午 後1時開場・午後1時30分開演(午後4時過ぎ終了)
場 所:横浜情報文化センター 情文ホール
http://www.idec.or.jp/shisetsu/s6-jouhou.php4?f=jouhou/6-map.htm
「みなとみらい線「日本大通り駅」 情文センター口 0分
 JR・横浜市営地下鉄「関内駅」 徒歩10分」

講演者:有本明弘さん(有本恵子さんの父)
    有本嘉代子さん(有本恵子さんの母)
    斉藤文代さん(松木薫さんの姉)
    三浦小太郎さん(人権活動家)
    野村旗守さん(ジャーナリスト・著作 社会党に騙された!ほか)
    村尾健兒さん(特定失踪者問題調査会専務理事)

主 催:北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
共 催:北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会実行委員会
共 催:よど号グループに真相を究明する会
協 賛:拉致被害者と家族の人権を考える湘南の会実行委員会
後 援:横浜地方法務局・神奈川県・横浜市都市経営局・相模原市逗子市・大
和市・テレビ神奈川・神奈川新聞
入場料:500円(学生300円)
問合先:090(9816)2187又はsukukaikanagawa@hotmail.com

県民集会チラシ

http://www.geocities.jp/flying_grooves/070114out.pdf
http://www.geocities.jp/flying_grooves/070114.jpg

2007年01月04日

本年も宜しくお願いします。

まだ、おめでとうとは言えませんが、本年もよろしくお願いいたします。

前回の記事通り、塩尻に帰ってゆっくり年越しして来ました。
大好きな母とも、沢山話をして来ました。

kamidana.jpg


写真は実家にある、兄の失踪から七年経過後、両親が心のけじめをつけるため、失踪宣告で籍を抜き、神徒で供養するために設けた、御霊舎です。
2002.9.17から後は、生きていて欲しい、再会できるように祈る場になっています。

そんな中で、大晦日の午後、「大掃除の時に見つけた」と、兄の小学校の時の同級生の方が、当時、兄からもらったと言う、手作りの切手を持って来てくれました。

kitte.jpg


2005.7.30のブログ
http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/5491478.html
でも記載したように、兄は小学生の頃、切手集め等で遊んでいたと聞きました。実際に使用するためでは無く、友達同士で交換し、コレクションするために、手書きの切手を、作っていたと言う事でした。
実物を見るのは初めてで、裏を見ると、ノートの罫線があり、少ないお小遣いで、こんな遊びをしていたんだと、幼き日の兄を思いました。

このタイミングで届けていただいたのも、何かの掲示でしょう。
今年こそ、しかも早い段階で、金政権から、拉致被害者を救出しようと、決意を堅くしております。

どうか皆さんのあと一押しをお願いして、年頭の挨拶にしたいと思います。
posted by KONA at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 兄・高野清文