2006年06月29日

拉致でない失踪者をはっきりさせるためにも…

今週は芸能人並?のハードスケジュールで、6月28日前日、招待された映画を見るために、残してきた仕事をするために、休暇を取った会社へ小1時間だけ顔を出し、10時頃、東京高等裁判所へ辿り着きました。

「古川了子さんの拉致認定を国に求める裁判」を傍聴するためにです。

今回は荒木調査会代表が証人として、証言すると言う事で、仕事も休みを取っては馳せ参じた訳です。(他にも用はあったからですが・・・。)
傍聴席36席に対し、希望者は71名とほぼ2倍の倍率の中、比較的くじ運の良いKONAは見事、傍聴席を確保いたしました。

原告である、古川了子さんの姉、竹下珠路さんの他にも、沢山の家族がいらっしゃいました。
田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さん。
寺越昭二さんの三男、内田美津夫さん。
山本美保さんの妹、美砂さん。
佐々木悦子さんのお母さん
生島孝子さんのお姉さん
寺島佐津子さんのお母さん
宮本直樹さんのお母さん、お兄さん

それぞれくじに当たったり、支援者の方から譲っていただいたりして、傍聴することができました。

裁判の内容は[調査会NEWS 382(18.6.28)古川さん裁判・記者会見]にもあるように、「認定と未認定では取扱の違いがある」と主張している原告に対し、被告である国は、「認定していようがしていまいが、国は同じように一所懸命取り組んでいる」と主張し、暖簾に腕押しの状況に、荒木代表の証言で、一石を投じようと言うもの。

話の方向性としては、どんなに拉致の可能性が高い(写真の科学的照合ができたなど)失踪者が出ても、こちらから要請して返答をもらい、なおかつその対応は、とても納得の行くものではない、認定のない者は明らかに差がある、と言う事を、弁護人の質問の流れから引き出し、裁判官に聞いてもらうといった様相でした。

最近、ドラマ「七人の女弁護士」にはまってた(釈由美子が好き)ので、現実のやり取りにどきどきしました。

しかしながら、相変わらずの、「我関せず」的な国の弁護団の態度に、そしてとっくに金政権に圧力をかけていなければならない時期なのに「何故今頃こんな話をしているの?」という虚無感に、ボールペンを握り締めながら、裁判の時間を過ごし、すっかり肩の凝ってしまったKONAでした。
あの、荒木代表も、緊張したとの事、冗談で、「10キロぐらい痩せたかな?」なんておっしゃってました。

裁判終了後、第二議員会館へ場所を移し、法律家の会・調査会の会見が行われましたが、傍聴した家族に、感想を求められました。
ちょうど0番台家族は、高野家・宮本家・寺島家の三家族だったので、気持ちを代表してお話しました。
「0番台家族は、拉致かどうかもはっきり分からず、マスコミを通して、政府や国際状況を伺い、活動をどうして良いか悩み、とても不安に日々を過ごしています。こういった多くの家族の気持ちを、重く受け止めていただきたい。拉致問題が解決しない限り、もう、次(他の失踪原因)へ踏み出す事はできません」といった内容を言った(言いたかった)と思います。

最近、失踪について調べていて、失踪者の多い事、そしてどれが拉致でないかは、金政権が崩壊しても、判別がつかないかも知れないこと、とても心苦しく感じました。

せめて本当の拉致被害者がはっきりする事に、失踪者家族の未来があると思います。

拉致でない失踪者をはっきりさせるためにも、拉致事件の緊急な解決が必要なのです。
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Tracked: 2006-06-30 05:17