
「限りなく事実に近い小説」と言う事で、最近、調査会真鍋さんが、東京近郊の拉致被害者が、列島を横断する、「大町ルート」のみならず、東京湾付近に現れた、国籍不明の船舶によっても拉致され、北朝鮮へ連れて行かれた可能性を示す文章として、もちろん兄・清文の拉致の可能性をその中に秘めて、講演で引用する事が多いため、頑張って読みました。

主人公が、親元を離れて東京下町から失踪した、若い印刷技術者達の、残された家族の気持ちを、思いやるシーンに涙してしまいました。
廃刊になっていると思われますが、水上勉著「砂の紋章」を、古本屋で探し読んだのも、三年前に神津島に行き、千両池を見たとき、小説にでてくる地形に似ていると、調査会専務理事・真鍋さんが指摘したからです。
KONAと逆に活字大好きだった、母。
今回の「ウルトラダラー」も読み終わったら持って行って貸してあげようと思っていたのですが、最近は、全部読むのに疲れてしまうと言うので、あまり長い文章のものは、持って帰らないようにしています。
この母が、嫌な思いをしたまま、この世を去らないように、どうかどうか一刻も早く拉致事件が解決し、願わくば兄が無事帰ってくるように、強く強く願いながら、怒りと悲しみと共に、この本も読みました。




