2006年07月26日

コウヅ(コオズ)エビネ

7月9日の朝、NHKの画面から、見慣れた景色が流れました。
「さわやか自然百景」において、伊豆諸島 神津島が流れるところでした。
外出しようとした矢先だったので、録画もできず、後でネットにて、内容を拝見しました。
http://www.nhk.or.jp/sawayaka/koudusima.html

ちょうど15日に実家に帰ったら、写真を撮ろうと思って忘れてしまった、「コウヅエビネ」も紹介されていました。

kodushima09.jpg

漢字表記すると「神津海老根」
エビネは書いて字のごとく、根っこが海老に似ている事に由来しているようです。

父は植物好きです。
06.7.20の記事にした、家庭菜園や、結婚50周年のバラの花束を贈るにあたり、いつも庭のバラを持ってくる事に、母が納得しなくて、父から依頼があったことでも、解かると思います。
KONAの誕生日の写真と言えば、大輪の菊の花と共に、写っているものが多いのも、そのせいです。
春と言えば沈丁花(うちでは、ちんちょうげと呼んでます)が、白い花に柑橘系のいい香りを、秋には金木犀が、オレンジの花に甘い香りと、同じ場所に植えられていて、中々気の利いた演出だったと、今になって思うのですが、兄・清文は、この香りを覚えているでしょうか?

神津島の固有種であることから、植物好きの父が、兄の代わりにと持って(株分けして)帰ってきて、育ててきたのが、この「コウズエビネ」です。
島では5月に咲くそうですが、長野の実家では、6〜7月頃の開花だったと記憶しています。
特に目立つ色合いではないものの、ニオイエビネの一種(亜種?自然交配種?)で、香りが良いようです。(KONAは気が付きませんでしたが。)
花言葉も 「誠実、謙虚」と、なんとなく兄の印象に重なります。(私と違って・・・)

苦労して育て、もう少しで一人前になると、楽しみにしていた矢先の失踪。その喪失間を埋めるため、父は「コウヅエビネ」を、我が子のように慈しんで、育てたのだと思います。

兄・清文失踪から間もなく30年。神津島で兄を見送ったエビネは、今年も兄を待ちながら、大町でひっそりと花を咲かせたと言います
posted by KONA at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 兄・高野清文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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