2012年07月10日

兄・清文の家族の様子と『映像とシンポジウムで語る北朝鮮の拉致・人権問題フェア』&『北朝鮮人権侵害パネル展示』ご案内

今年も暑い夏が訪れようとしています。兄が失踪して36年に間もなくなろうとしています。
そんな折、近所の面識のある方が、朝起きたら冷たくなっていたといった話を聞くと、兄の無事と、両親の健康を願わすには居られません。

KONAの好きなディズニーでも、毎年7月頭から7/7までは七夕イベントを行い、7/7が結婚記念日のKONAはこの期間に毎年必ず訪れる様にしていますが、ここ10年毎年ミッキー型の短冊にお願いするのは「兄の無事帰還と両親との再会」です。必ず叶えなければならない願い事です。

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また、7/4のNHKニュース「特定失踪者 活動費の一部補助へ」(表現のニュアンスが違うと思いますが…)の中で、特定失踪者家族として、松原大臣に面会した時の様子(冒頭真ん中の後姿がKONA)の動画が使われています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120704/k10013314541000.html

さて、実家の家族の近況ですが、母は比較的元気にしていますが、父が前からだましだまし過ごしてきた腰痛=脊柱管狭窄症が悪化し、4月末からひと山越えた病院通院し、5/2に手術となりました。
偶然GWに毎年「夫の新年の挨拶(笑)」に帰省しているKONAは、5/4に術後2日の父のお見舞いに行く事が出来ました。
動くなと言われても、じっとしてられない性分で、お見舞いに行った日もリハビリ以外で動こうとして、注意されたり…さすが昭和一桁生まれ。3〜4週間と言われた入院を予定より一週間ほど早く退院したとの電話があり…KONAの夫は義父である父を「ランボー」だと言ってます。

どの失踪者家族も親御さんの代と交流すると、普通に過ごしても何かしらの病気があっておかしくない年代でもあり、子供が失踪すると言う精神的ダメージの影響も間違いなくあると思いますが、何かしらの持病を抱え、一刻の猶予もならない…砂時計を見るような気持でお話を伺います。

少しでも早い拉致事件解決の為に、引き続き協力をお願いし、7/16に横浜で行われるシンポジウムとパネル展のご案内をしたいと思います。

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●シンポジウムのお知らせ

『映像とシンポジウムで語る北朝鮮の拉致・人権問題フェア』

 Jul16! One Day Full North Korea !

映画 クロッシングの上映会
日時 7月16日 13時〜15時まで
会場 横浜情報文化センター 情文ホール
シンポジム『拉致・特定失踪者・北朝鮮の人権問題にどう取り組むか??』
15時15分〜

特定失踪者御家族 
土井香苗さん(国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表) 
加藤博さん ( 北朝鮮難民救援基金理事長)
村尾建兒さん (特定失踪者問題調査会理事)
金子洋一さん (参議院議員 拉致議連事務局次長)
川添友幸 (救う会神奈川代表)
参加料 500円

●同時開催 北朝鮮人権侵害パネル展示
日時 7月16日 10時〜16時30分まで
場所 情文ホールロビー

展示内容
拉致問題・特定失踪者問題のパネル紹介
北朝鮮の人権侵害のパネル紹介
国際NGO団体の北朝鮮問題の資料展示
主催:救う会神奈川・北朝鮮難民救援基金・特定失踪者の認定を求める会
共催:神奈川県・横浜市
後援:特定失踪者問題調査会・特定失踪者問題調査会を支援する会・北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川県議会有志の会
問合先:090(9816)2187又はsukukaikanagawa@hotmail.com

●映画 クロッシングのあらすじ
北朝鮮の炭鉱の町に住む三人家族。炭鉱で働く元サッカー選手のヨンスは、妻・ヨンハと11歳の一人息子のジュニとともに、貧しいけれど幸せに暮らしていた。 しかし、ある日、ヨンハが肺結核で倒れてしまう。北朝鮮では風邪薬を入手するのも難しく、ヨンスは薬を手に入れるため、危険を顧みず、中国に渡ることを決意する。 決死の覚悟で国境を越え、身を隠しながら、薬を得るために働くヨンス。脱北者は発見されれば容赦なく強制送還され、それは死をも意味していた。
その頃、北朝鮮では、夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。孤児となったジュニは、父との再会を信じ、国境の川を目指す。しかし、無残にも強制収容所に入れられてしまう…。 http://www.crossing-movie.jp/
        
 
●シンポジウム パネリスト
土井香苗さん 1975年 神奈川県横浜市生まれ。桜蔭中学校・高等学校を経て東京大学法学部卒業。東大在学中だった1996年に司法試験に合格。現在、ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京ディレクター。ヒューマン・ライツ・ウォッチはアメリカ合衆国に基盤を持つ国際的な人権NGOの1つでニューヨークに本部がある。

加藤博さん 1945年 福島県生まれ立教大学卒。69-76年ベトナム,ラオス,カンボジア、89年ベルリンの壁崩壊など東欧市民革命、90年ソ連邦崩壊、91年シベリアの北朝鮮木材伐採労働者キャンプを取材。98年9月北朝鮮難民救援基金設立に参加。2002年10月中国大連で国家安全局により拘束。2006年に北朝鮮より指名手配を受ける。2008年度東京弁護士会人権賞受賞2009年アメリカ国務省自由擁護者賞ノミネート

川添友幸さん 1978年神奈川県生まれ。2000年、救う会神奈川の結成に参加し、事務局長を経て2005年に代表に就任。北朝鮮人権問題解決を目指し、現在、フランスの国際人権団体「国境なき記者団」メンバーとし独裁国家での報道の自由等の人権問題に取り組む活動をしている。ICNK「北朝鮮における『人道に対する罪』を止める国際NGO連合日本チームメンバー
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KONAも失踪者家族として参加予定です。短波放送しおかぜのグッズ販売もさせて頂くと思いますので、皆さんのご参加・ご協力をお願致します<(_ _)>
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