2005年04月28日

−蒼明− 拉致事件解決に向けて

−蒼明−  作曲 きなさかゆうま  作詞 高野美幸(KONA)

触れることも叶わない セピア色の過去なのに
見送った君の背中 何も変わらず
記憶の片隅に隠す この手つないだ温もり
見つけ出すよ君の全て 胸震わせる真実

Ah 北西の地にはまた 君の命輝き
日よ照らして 月の鏡に 流れ星願いかけて

涙でできた海の蒼い海流
赤い太陽 黄に夜明け染めて
流されないで戦い方も知らない
小さなISLANDS
もうこれ以上 待てない
その愛を 取り戻す今

白く霞む水平線 一人細波に歌う
無機質なビルの壁に 浮かぶ刹那さ
あの日海に沈められて 眠る本当の自分
もう一度見つけ出せたなら 抱き締められる真実

Ah 蒼い絆は切れず 強く結ばれている
風にのせて 空よ映して 海よ伝えてほしい

涙でできた海の蒼い海流
心に灯る火で 橋を架けて
蒼い炎が 深く暗闇を照らす
凍るPARADISE
自由の羽広げる
その夢が 蘇るように


解説
タイトル−蒼明−
音は聡明につながります。国家としてそうあって欲しいと。蒼は拉致問題解決のシンボルカラー、明は明ける、から、拉致問題が解決すると言う意味を持たせました。


失踪した家族の手元に残っている写真は、何年も経ち色あせ、その過去に触れる事はもうできません。
でも、「行ってらっしゃい」と見送った背中の印象は、思い出の中で変わる事がないのです。5歳のKONAにとっての兄は、背が高く、肩幅の広い大きく優しいものでした。横田ご夫妻の覚えているめぐみさんの背中も、13歳の少女のまま、他の失踪者の家族も同じなのではないでしょうか。
家族なら、愛情でも保護でも、甘えて、可愛くて、手をつないだ事と思います。行方が解らずどうなったか解らない家族にとって、その手のぬくもりなどは、覚えているのにはあまりに悲しいのです。忘れた事にして、記憶に閉じ込めている事は沢山あります。
拉致の被害者として失踪した家族が現れたとき、生きていた再会できた喜びに、拉致された事への怒りに、胸が震えることでしょう。

日本の北西に位置する北朝鮮、その土地のどこかで、生きているかも知れないと、もう一度希望をもちました。
ただ伝える術はなく、太陽や月、流れ星に無事でいて欲しい、もう一度会いたいと願うばかりです。
失踪した被害者、そしてその家族の流した涙は半島と日本の間に流れる海流になる程、沢山の家族の身に降りかかり、また長い年月なのです。
赤い太陽は日本の国旗、本当の国としての日本が、黄は黄色人種、極東アジアを変えていけるように。
島には、島国日本と、一人一人の人間の意味があります。個人として世間の風潮や圧力に、日本と言う国が、国民の意志なく流されないように。
もうこれ以上待てません。家族の愛を取り戻すのに早すぎる事はありません。今、取り返したいのです。


帰国した拉致被害者の皆さんは、隠れて日本の歌を歌っていたと聞きます。ばれないように波の音にまぎれさせている被害者もきっといるでしょう。
作りの悪いコンクリートの壁に、日本の思い出が走馬灯のように浮かびあがる瞬間もあるのではないでしょうか。
拉致され、渡らなければならなかった海に、本当の自分を沈められて、自分を偽らなければ生きていけない、そんな環境に置かれていると思います。
救出されたとき、日本人だと、日本の名前を名乗り、北で生まれた自分の子供達を本当の名で抱きしめられるのです。真実を抱きしめる意味もあります。
親から子へ、孫へ、絆はきっと強く結ばれています。
ただ繋いでいるのは、風や空や海だけなのです。
一番に同じ。
日本の多くの方が、怒りを持って、日本人を返して欲しいと思っていると思います。その怒りの灯が橋を掛けてくれると思います。ただ、その炎は蒼く静かに、しかし高温で、金政権のそして日本政府の暗闇を照らし出すのです。
楽園と言われた北朝鮮は大地も人の心も凍るような所です。
被害者が、もう1度日本の地で、自由に羽を広げる、そんな夢を取り戻せるように。


この詞が付いている曲は、右にリンクの張ってある〈きなさかゆうま〉によるものです。彼女とは浅倉大介の音楽を通じて知り合い、一応ユニットを組んでいて、この曲は、彼女の協力したいと言う気持ちから出来上がりました。
詞も、オメガ系の色や風景の見える感じや、access−HIROの得意とするWmeanで隠し・含みの意味があったりもします。

−蒼明−は、明日29日調査会の中央メーデー出展の際にも、オルゴールバージョンを流す予定ですので、都合の良い時間に訪問いただけるようお願いいたします。

追伸:遅ればせながら、24日の国民大集会に御参加頂いた、6000名の皆様。参加できなかったものの同じ思いをよせて頂いた皆様。本当にありがとうございました。「田中 実」さんが拉致認定となりましたがこれも皆さんのおかげかと思います。政府には、認定一件に留まらず、これを突破口にして頂きたいと思います。更なる皆様の御協力をお願いします。
この記事へのコメント
高野さん、コメント、ありがとうございました。
僕も、皆、返ってくると信じていますので、どこまで力になれるか分かりませんが、もっともっと「拉致問題」の本質を知って貰いたいと言う意味で、リンクさせて貰いました。

それから、沢村さんや金木犀さんの掲示板では、「人生」というハンドル名で書き込んでいます。
Posted by ゲンクロウ at 2005年04月28日 21:53
こんにちは
このエントリを紹介する(だけの(笑))エントリを勝手に立てましたのでTB致しました。
(事後承諾です。すいません)

前回「前の大集会でお会いした」と書きましたが、国際集会の間違いでした。ほんのちょっとだけでしたから、覚えておられないかもしれませんが。
私はブログを通して「気持ち」のようなものが伝わっていけばいいなあと思っています。
それは結局、人を動かす最大の原動力ですから。
それではこれからもよろしくお願いしますね。
Posted by とんぼがえりベイビー at 2005年04月30日 15:39
初投稿です

金木犀さんの掲示板を見て曲を聞かせていただきました
Topに貼ってあるInstのものしか聞けなかったのですが
すぐに心に入ってくるとても良い曲だと思いました
唄の入っている曲はどうしたら聴けるでしょうか?

僕も被害者のあまりに理不尽な現実を知り
支援者の一人としてささやかながら活動させていただいています
自己満足に過ぎませんが自分のサイトで唄も作っています

清文さんを一日も早く奪回できるよう
力を合わせたいと思います
音楽でも・・・


Posted by sunrisepa at 2007年01月31日 04:01
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高野美幸さんの書かれていること
Excerpt: 今回はまず左のリンク集を見ていただきたいのですが、 その中に KONAboration-SSQ という文字を見つけられることと思います。 特定失踪者高野清文さんの妹さんでいらっしゃる、..
Weblog: 人生とんぼ返り
Tracked: 2005-04-30 15:30

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