しばらく書き損じてしまいました。約18年書き続けている日記も、一ヵ月分まとめて書く事もあり、それじゃあ月記と自笑しています。自分自身を整理する、真っ最中です。マイペースなブログですが、暖かい目で見まもってください。
先日、とあるカトリック信者の方からメールを頂きました。殉教者としてのオタア・ジュリアを知っていたが、そのお祭りが拉致に関係があったとしたら、「信者として、申し訳ない」と言う内容でした。
確かに、当時のジュリア祭の盛り上がりに、工作員が紛れていても、おかしくない状況ではあります。最近日本国内に、おかしなコリア系教会がある事も、目に見えてきていますし。しかし、拉致被害者横田めぐみさんのお母さん、早紀江さんも、国際集会でスザン・ナショルティさんと「私たちはシスターね」と話されていましたし、KONAの大好きな韓国俳優シン・ヒョンジュンさんも十字架のペンダントをし、サインに「Jesus love」と書き、クリスチャンのようです。しかも、ジュリアと同じ朝鮮民族です。
今、ジュリアは韓国人として扱われていますが、本当は平壌の朝鮮貴族です。
キリスト様にも、ジュリアにもなんら恨みはなく、そうした人間の良心を利用する、金政権が許せず、利用されてしまったあらゆる関係者はみな被害者と言えます。
兄の失踪時、島に同行した寮生の中には「思い出したくないので連絡しないでください。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
また先日、神津島に訪れる前に、当時兄が宿泊した民宿のおじさんにも、とうとう同じ事を言われてしまいました。彼らも皆、被害者で、心の傷を少しでも癒すためには、兄の失踪の真相を明らかにするしかないのです。
先日訪問したジュリア祭で宝塔様(ジュリアの墓石)へ献花する時、「あなたの愛した東アジアの国々に、真の平和が訪れるように、力を貸してください。」とお祈りしてきました。写真は2005年5月14日に神津島で行われたジュリア祭交流会の様子です。