
写真は中学校の学ラン姿の兄・清文です。不鮮明ですみません。
兄・清文が卒業した高校は、松本県ヶ丘高校。27回期生になるそうで、語呂合わせで鮒の会と言うそうです。前出記事「ふるさと」の一節〜小鮒釣りし〜を思い浮かべますが、その同級生のみなさんから、有り難い申し入れがありました。
今月行なわれる東京の同窓会で、幹事の持ち回りが、兄の学年なので、配布する冊子にKONAの作成した資料を、カラーで4ページを差し込んでくれるそうです。
その上、地震救援募金の予定を、兄の失踪調査支援の募金へシフトしてくれるそうです!!その際、失踪者のポスターも掲示して頂けるとの事。
また会中、同級生代表の方が兄の失踪について解説してくださるそうです。
本当に感謝に絶えません。関係された皆さん、ここで改めて御礼申し上げます。
ありがとうございます。
兄の友人関係者からこのようなお話を頂いたのは初めてで、うれしさのあまり、お礼の連絡を入れると、「僕らは高野くんの同級生ですから。」とお返事を頂きました。
今まで兄には友人や仲間がいなかったのかと、曇っていた気持ちが、一気に晴れる感覚でした。
この前談として、昨年地元松本で同級生数名にお話を伺い、同学年の集まりでKONAが状況説明をする機会を作って頂きました。KONAの話の後、出身中学が同じと言う副会長さんが乾杯の音頭を取る際、
「陸上の学校代表を争って、惜しくも高野君に負けた事を覚えています。自由服高校なのに詰め襟に下駄(!家族は知らず、兄の当時を垣間見る思いでした)で登校していました。本来この場に居るべき、北朝鮮に居るかもしれない高野君に届くように乾杯しましょう。」とお話をし、乾杯をされました。
この挨拶に、両親と三人して泣いてしまいました。KONAは、幼くて知る由も無かった兄を、ちゃんと覚えていてくれた人がいる事に、思わず涙が出てしまいました。
同級生の皆さん、そして同窓の皆さん。これからも兄を通じて拉致問題全体への関心と、兄の失踪の真相究明になにとぞご協力をお願いします。