2007年03月15日

金融制裁一部解除 VS 国内向け拉致TVCM

今日から、政府が国内向けに「北朝鮮による拉致問題をより広く国民に理解してもらうため」のTVCMを始めるそうですが、見たら母が、また大泣きしそうで心配です。

拉致事件を本気で全面解決するつもりなら、国内の理解の進んだ今、なぜ国内向けに1億500万円と言う金額を、使うのか?

拉致事件全面解決が、金政権の崩壊しかないと、国民のほとんどが理解し始めているのですから、同じ金額を、「@国内の壁山拓・加藤諸々の、精神正常化」に使い、「A崩壊に向けた、外交工作を仕かける」ように、この金額を持ってゆくのが、拉致事件を理解し、解決しようとする政府のあり方ではないのかと、首をかしげてしまいます。

政府は何かが、ずれています。

KONAは首をかしげていれば良いのですが、その間にも、拉致被害者は命を落としているかもしれないのです。そしてその中に、兄が入っているかもしれないのです。
正直笑い事ではないです。

そんな的外れな日本を嘲笑うかの様に、アメリカは、北朝鮮への金融制裁を一部解除すると言うではないですか・・・!
以前から気にしている、「照」さんに見えていることがまた一つ、現実になるのでしょうか?

http://yoken.kinmiraiken.jp/wordpress/?p=359
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2007年03月07日

昨年の北朝鮮人権週間ポスター

昨日、東京都作成の都内関係失踪者ポスターを紹介しましたが、昨年12/10〜16間に開催された、『北朝鮮人権侵害問題啓発週間』のポスターについて、ボランティアの方とかに「知らなかった」と聞き、あまり表に出ていなかったように思うので、今更ながら、紹介したいと思います。

KONAも、このようなポスターがあったことを知ったのは、昨年12/16に参加した、山梨の講演会会場となった公民館に掲示があったからでした。

sad.jpg


ネット上では、ニューヨークタイムズ東京支局長の不快な記事として話題に上がった事があり、ご存知人方もあると思いますが、出どころを知りたいと思っていたら、法務省人権擁護局のHPに人権ポスターギャラリーがあることを知りました。

http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken24.html

こちらで、男性版があったことも初めて知りました。
ネット等でも、もっと広げて良かったのではないかと、今更思うのですが・・・。

posted by KONA at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致・特定失踪者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

東京都の失踪者ポスター

石原都知事が、昨年12月15日、記者会見で、「東京は東京の関係者だけの特定失踪者ポスターのようなものを作りたいと思っています。」と発言された事を、電脳補完録で知りました。

12/17の記事→http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=5823

兄・清文は、出身は長野県ですが、東京都調布市に住所を置いていた時、東京都神津島にて失踪した、「東京都に在住」「都内で失踪した」の両方に該当する失踪者です。

某掲示板で、対象者から抜けてしまっていたので、ちょっと心配しましたが、本日の、電脳補完録さんの記事及び、東京都のHPにて、デザイン面の確認ができ、ほっとし、ここまでしてくれた東京都庁関係者に、深く感謝するものです。

tokyo_small.jpg

tokyo.jpg


電脳補完録→http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=6110

東京都のHP→http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/03/20h32900.htm

このポスターにより、兄・清文の、消息や手掛りがもたらされる事を願います。

そして、都道府県で、拉致・特定失踪者事案の項目を設けて頂いてる、県庁HPなどもございます。

静岡県→http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-28/tokutei/
神奈川県→http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kokusai/rachi/index.html
埼玉県→http://www.pref.saitama.lg.jp/A03/BB00/rachi/top.htm
新潟県(新潟県の重点課題−拉致被害者・家族支援)→http://www.pref.niigata.jp/
福井県→http://info.pref.fukui.jp/seiki/rachi/rachishien.html

他の県でも各県庁HPに入り、「拉致」「特定失踪者」等で検索すると、その県の「北朝鮮人権週間」などへの取り組みを、確認できると思います。皆さんの都道府県はいかがでしょうか?

石原都知事が、他地方自治体に先駆になろうと取り組んでいただいた、今回のポスター作成。まだ、何も動いていない、地方自治体の皆さんにも、ポスター・HPなど、いろんな方法で協力を考えていただける、きっかけになることを、望んでいます。
posted by KONA at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致・特定失踪者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

優しい武器「蒼明」

調査会の短波放送「しおかぜ」の家族の絆[7]の、家族のメッセージとして放送されてきたKONA自作の歌『蒼明』

http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/3191860.html

ですが、本日から、ちょっぴりニュース放送にも入れていただけるとの事、大変ありがたいです。

泣きながら書いた歌詞です。歌うのはKONAでなくても、理解のあるシンガーに歌って頂き、その歌声の好きな皆さんに、浸透して行けばよいなぁって思ってます。

音楽で、拉致事件解決を願う動きが活発化している、この機会を見て、『蒼明』の歌詞を、ページトップに掲載しました。

インストに歌詞をのせて聞いてみてください。

これからも『蒼明』をよろしくお願いいたします。

2007年02月28日

切り捨てられる恐怖

2月もおわりですね。
2月の世界情勢、6カ国協議の流れ、国内のごたごた等の、混沌とした状況に、ここへの書き込みが鈍ってしまいました。

暖かい冬、心寒い春、春の嵐と冬の嵐が、たたみかけるように、心の中を荒して行きます。恋愛をしていても、ディズニーへ遊びに行っても、天国のような場所で、心の拉致事件の場所だけは、地獄のように一向に潤う事はなく、荒れ続けていました。
また、拉致問題を音楽でバックアップする動きが見られ、動揺や、自分の身の振り方に苦慮していた事もあります。
しかし、また音楽と言う「優しい武器」が、KONAを後押ししています。
3月は、頑張って動かなければ、今、世の中に出ているニュースを見て、心痛めている両親を、支えなければ。

最近とある掲示板から知り、覗いているブログがあります。

http://yoken.kinmiraiken.jp/wordpress/?cat=2

ここ最近の日本政府の動きを見ても、この方の見ている未来についても、特定失踪者は切り捨てられると言う恐怖が込み上げてきます。その時、日本は、既に国家を成していないと言う恐怖も、合わせて襲ってきます。

自分の家族が溺れているても助けてもらえず、自分が溺れたとしても、そっぽを向き、助ける事のできない、そんな国。主権も人権も無視される。これはもう国家ではないですよねぇ。

日本はもう平和ではないのです。

KONAが高校生の頃から予感している、「自分が42歳の時に兄に(56歳)会える(母77歳・父80歳)」というものは、早くならないのでしょうか?KONAの予感と、以前見てもらった超能力者の見たものと、

http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/12643569.html

この方の意見で一致してしまう部分があります。何とかもっと速やかに、少しでも良い方向に運命を切り開きたいです。

桜が散る頃に、その姿を重ねてしまうのは、日本国家でしょうか、金政権でしょうか?

posted by KONA at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 兄・高野清文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

戦争映画を見て思う

先日、映画「硫黄島からの手紙」を見に行きました。
劇場用パンフレットが売り切れていた所を見ると、かなり観客動員があったと推測します。
観ている最中泣いている人は沢山いました。しかしKONAのような気持ちで見ている人は、まず居ないでしょう。
兄が拉致されたかも知れず、日々金政権と戦っている感覚の有るKONAであっても、戦争はしたくないものです。
でも家族の真実を知るためには、戦争に似たような状況をも覚悟しなければならないのか・・・と思うと、虚しさで泣けてきてしまうのです。

2007年01月29日

旧宅の思い出

兄がいた頃に暮らしていた家は、ぼろぼろになったのですが、兄が帰ってきたときの、記憶の糧にしてもらえるように、長野に残してもらっています。

兄が失踪する前に、トイレと風呂場を増築することにしました。全て業者に頼むわけではなく、父や家族が手伝って増築していたと記憶しています。
その際トイレのタンクを入れる穴を掘っていました。
好奇心旺盛な幼少のKONAは、穴にかけられたはしごを下りて遊んでいました。
まだ小さかったKONAには、結構大きな穴だったように思いました。
すると兄二人は、ふざけてはしごを穴から上げてしまいました。
急に怖くなったのと、意地悪されていると感じたKONAは大声で泣きました。
すぐに、はしごは戻され、KONAは穴の上に上がったのでしたが、近くに居た母は、二人の兄を叱ったと言います。

今考えると、なんてのどかな家族の風景だったのかと、母と二人で思い出し、笑い、せつなくなりました。

そんな記憶が戻るきっかけになるように、ぼろぼろになっても、昔の家は残しておきたのですが、早く帰ってきてもらわないと、父が元気なうちに、取り壊したい意向もわかるので、どうしたら良いか、答えは出せないままです。
posted by KONA at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 兄・高野清文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

かまどばあさん

1/14の横浜の集会で、特定失踪者家族として紹介されたKOANは、いつも失踪状況や、最近活動状況について話をするのですが、神奈川では、母の体調を心配される方々に「お母様はお元気ですか?」と声をかけられる事が多いので、この日は、お正月の母の様子をお話しました。

内容は、「今年、私は結婚の予定がありますが、兄にも祝って貰いたいと言う気持ちがあり、両親に式は来年にしたい、と話した所、父に「母がいつ動けなくなってもおかしくない状況だから、なんとか今年、式を挙げて欲しい。」と言われました。このように日々、悩み・苦しみ・追い詰められ・戸惑っている家族は、私の家族だけではありません。拉致の可能性のある沢山の家族が、同じように翻弄されながら帰りを待っています。」と言う趣旨でお話しました。

母は昭和10年生まれで、10歳で終戦でした。北朝鮮から引き上げ、21歳になる年に結婚、長男・清文が誕生しました。35歳になる直前にKONAが生まれ、その五年後に兄が突然失踪しました。今年で72歳になる、亥年の年女です。

兄が失踪する前までは、殺されても死なないと豪語するぐらいの、元気な母でしたが、兄の失踪から泣き、悲しみのストレスから、自律神経失調症や、秋の花粉症その他諸々の体調不良が突然出てきてしまいました。(父も同様に身体の調子が悪くなることが増えました。)辛い中、幼いKONAを一生懸命育ててくれ、2002年、金政権による拉致を疑い、家族として、微力ながら活動をしてきました。しかし2004年に、軽症の糖尿病と、子宮がんが発見され、8月に子宮摘出をしました。

手術後は、「自分の体じゃないみたい。」と言う、波のある体調に付き合い、腰が痛いので、テーブルに肘をつきながら、「前みたいに早く編めない。」と言いつつ、それでも気が紛れるのか、ちょっとづつ編み物はしています。

最近は、食後に妙に眠くなる(眠っている)ということで、2日起き、2日眠っていた長寿のおばあちゃん、<かまと>さんをもじって、自分の事を「かまどばあさん」と呼んで笑っています。

両親も兄自身も、心身共に元気なうちに、兄に帰って来てもらいたいと思う気持ち、解かって頂けますか?

2007年01月25日

映画「めぐみ」を見たそうです。

KONAの実家から程近い、長野県東筑摩郡山形村に、アイシティー21と言う大きな商業施設があります。ここのアイシティーシネマで、1/13から、映画「めぐみ」が上映されています。(上映期間は不明です。)

http://megumi.gyao.jp/
http://www.inouedp.co.jp/i-city2/cinema/icinemasch.html

お正月に帰省した際、家族にこの情報を伝えた所、早速初日の13日に、両親と真ん中の兄で見に行った、との事でした。
両親はシルバー料金で安く見られたようで、見せてあげられて良かったと思います。
母はどこからか、長野あるいは松本地方では、映画「めぐみ」の上映は無いと聞いたようで、比較的気楽に見に行ける近くでの上映があることに驚き、ありがたく思っていました。

映画を見ている最中、母は、金正日の映像が映るたび、「バカ!!」と小声で言ってしまい、父に聞かれて、恥ずかしかったようです。
自宅で北朝鮮関連のTVを見ながらだと、普通に声を出して、「バカ!!」とか「コンニャロー」と小さなこぶしを作って言っています。悔しい気持ちは皆さんにも、ご理解いただけるでしょうか?

作品そのものの感想は、同じような心境で、横田御夫妻に気持ちが重ならない訳が無く、「メロメロになった」そうです。表に立って行動している事への敬意も述べていました。

KONAの映画「めぐみ」を見た感想等は以下の関連記事をご覧ください。

06.6/30の記事→http://konaboration-ssq.seesaa.net/article/20059685.html
06.11/24の記事→http://konaboration-ssq.seesaa.net/category/329172-1.html

2007年01月24日

マッピングリスト10

23日の調査会定例会見で、新たなマッピングリストの発表がありましたので、ご紹介いたします。

マッピング・リスト10  学歴の共通する失踪(敬称略)

失踪者の学歴の一致は、15件、延べ40人に上る。特定失踪者の一割の学歴が一致するのは不自然である。失踪になんらかの人為的な働きがあったものと考えられる。
特に、およそ5年、10年の単位での失踪時期の違いが見られるのは不自然である。
もしこの一致が拉致に関係するとすれば、学校関係者の中、あるいは学校の所在する地域に工作員・協力者がいたことを示すことになる。

<ケース1>
★金田龍光    1978または1979  (失踪年月日、以下同じ)
★田中実     1978
 松本義明    1979.9.20
   同じ小学校、中学校を卒業

<ケース2>
★松本京子     1977.10.21
 矢倉富康     1988.8.2
   同じ中学校を卒業

<ケース3>
 本多茂樹     1980.5.21
 A         1980.9.14
   同じ中学校を卒業

<ケース4>
 尾崎隆生    1960.11.3
 B        1978.2.2
   同じ中学校を卒業

<ケース5>
★前上昌輝    1977.9.22
 C        1996.4.5
   同じ中学校を卒業
   失踪日が、ほぼ20年の違い

<ケース6>
 D        1969.12.12
 下地才喜    1985.4.
   同じ中学校、高校を卒業
   失踪日が、ほぼ15年の違い。

<ケース7>
 鈴木賢      1972.5.28
 小野寺将人    1991.7.19
   同じ高校を卒業
   失踪日が、ほぼ20年の違い。

<ケース8>
 三上慎一郎   1983.11.20
 石坂孝     1988.11.20 
   同じ高校(三上慎一郎は現役)
   失踪日が5年違いで同じ日(11月20日)。
   石坂孝については、下記のIと同じ大学の薬学部を卒業している。(後述)

<ケース9>
 E        1986.9.14
 F        1996.8.22
   同じ高校を卒業
   失踪日が10年違いで、9月と8月に失踪。

<ケース10>
 上田英司     1969.11.4
 G         1973-1974  
 H   1997.11.28
   同じ高校を卒業。
   上田とGはほぼ5年間の違い。

<ケース11>
 新木章      1977.5.21
 田口八重子    1978.6
   同じ高校を卒業。

<ケース12>
 古川了子     1973.7.7
 遠山常子     1974.7.11
 関谷俊子     1974.7.11
   同じ高校(古川了子は全日制卒、他の2人は定時制在学中)

<ケース13>
 馬場昌一     1964.6.4
 高見到      2003.10.5
   同じ高校を卒業

<ケース14>
 I        1968.9.21
 石坂孝      1988.11.20
   同じ大学の薬学部を卒業
   失踪日が、20年の違い。

<ケース15>
※渡辺晃佐     1952
※酒井秀俊     1974.1.16
※尾方晃      1979.2.14
 広田公一     1984.7.21
 J        1984.10.24
※K        1987.2.14
 L        1992
 M         1998.11.24
同じ大学。※印は在学生、他は卒業生。ほとんどが経済学部。
酒井からJまで失踪日が、ほぼ5年間の違い。
尾方とKは同じ日付で失踪。
*他大学で失踪者の学歴が一致するケースが複数存在するが、ここでは失踪者の数が顕著な大学を掲載した。

★:1000番台リストないし政府認定者

皆さんが工作員だとしたら、このリストの中に、何を見出しますか?
posted by KONA at 17:31| Comment(1) | TrackBack(0) | マッピングリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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